・愛知インプラントインスティチュート(旧名:愛知インプラントセンター )
第22期 (2024年12月~2025年3月の4回コース)
【スケジュール】
アドバンス補綴コース
第1回 :2024年 12月14日(土)・15日(日)
第2回:2025年 1月18日(土)・19日(日)
第3回: 2月15日(土)・16日(日)
第4回: 3月8日(土)・9日(日)
土曜日:午後2時~午後7時
日曜日:午前9時~午後5時
場所:愛知インプラントインスティチュート研修室 及び 堀田歯科技工室
**技工操作もすべて見学できます。その場合、土曜日夜、遅くなります。**
研修会費:1回(土日2日間)につき10万円(消費税込み)
研修会当日、徴収します。
補綴コースも早いもので、第22期となりました。
上部構造について咬合論から実際の技工まで網羅したコースであり、小数歯欠損から、
多数歯欠損、総義歯までを網羅しています。
** 【問い合わせ・申し込み方法】
* fax、電話、メールにて申し込んでください。
* (氏名、住所、電話番号をお知らせ下さい。)
〒463-0073 名古屋市守山区守牧町13番地
堀田歯科内 愛知インプラントインスティチュート
tel:052-792-5843(専用)
fax:052-792-3425
メール:hotta-dc@ff.iij4u.or.jp
第1回~第2回Cr-Br(研修中に作成中の上部構造をお見せします。
また、患者さんの了解が得られれば、実際のセット・咬合調整のデモもします。)
・機能的咬合面とは? インプラントに適した咬合面形態とは?その理由。 咬合面形態
・オクルーザルコンタクトの配置について。 隆線、溝の位置、方向は? 窩の位置、大きさ、深さは? Long-centricについて。
・インプラントの上部構造形態(歯冠外形)をどう考えるのか?
インプラント植立位置との関係は? 軸面の形態では何が重要か?
大臼歯部でのインプラント埋入本数と歯冠外形の関係は?
歯槽提との調和とは?
・中心咬合位について
インプラントと天然歯が混在するときの考え方とその背景。
同期接触か、非同期接触か? 実際にどのようにマネージメントするのか?
リコール時に、どのような考え方で診断、咬合調整をしていくのか?
・インプラントの側方運動時の咬合接触は、どのようにするのか?
・咬合様式について 生涯を通して、どう変化するのか。
それを踏まえて、インプラント補綴ではどうするのか?
・インプラント同士の連結について Biomechanicsからどう考えるか?
全て、単独植立でいくのか?それとも連結か?
骨質との関連は? 技工における困難性とは?
・インプラントと天然歯の連結について。
原則と例外。 何が問題なのか?
連結したときの長期の予後は?
連結したときの起こりえる問題点とは?
・セメント合着か、ネジ止めか?
その利欠点。
臨床歯冠長との関係。
仮着セメントについて。
・審美性が重要視される前歯部におけるインプラント選択基準。
天然歯とインプラント間の距離は?
インプラントとインプラント間の距離は?
インプラント本体の形態は?
アバットメントの形態、選択基準は?
インプラントの埋入深度は? 即時埋入の利点、欠点?
Emergence profile を補綴的にどのように整えていくのか?
・Platform switching その目指すところ、利点とは?
歯槽骨縁から歯肉頂までの高さを決定する要素とは?
・前歯部の咬合の様式について。
Anterior guidanceについて。その意義と重要性。
臼歯部に与える影響。
フルアーチインプラント補綴の咬合様式は?
・前歯部がDeep Biteの時の咬合の与え方。
咬合挙上について?
その可能性と困難性。
《実習》咬合器のセットアップとCrのワックスアップ
・インプラントにできるだけ側方力がかからない咬合面、オクルーザルコンタクトの与え方。
・軟組織を保護するための軸面形態の与え方。
《実習》前歯部Bridgeの形態実習。
・前歯部インプラント補綴における審美的な問題点、Black triangleの補綴学的なマネージメントの仕方。
第3~4回 総義歯 *(実際の患者でデモをして、印象から装着まですべて見せます。)
* 患者見学
・印象採得(上下各個トレーの調整・プレッシャーコントロール、筋圧形成、本印象)
・咬合採得(テンタティブ)
・ゴシックアーチトレーサー(口内法)作製
・3Dゴシックアーチの採得
・咬合器再装着と顎運動記録用テーブルの作製
・上顎人工歯の仮排列
・デンチャースペース印象用トレー(キール)の作製
・デンチャースペースの印象採得
・頬側と舌の石膏コアーの作製
・上顎人工歯排列の評価
・ニュートラルゾーンの評価と下顎人工歯排列位置の決定
・上顎人工歯の再排列
・蝋義歯試適・
・イボカップシステムによる精密重合
・咬合器上での咬合調整
・患者総義歯仮セット
・下顎リライニングのための印象採得
・重合
・研磨
・最終セット
《実習》
・実際にご自身で(研修生同士で)、3Dゴシックアーチを採得していただき、咬合器にセットアップ。
・それをもとに、自身の将来の総義歯を想定し、選択削合。
それにより、天然歯列と総義歯の咬合様式の違いを理解していただきます。