2023年活動報告

International Osteology Symposiumに参加しました。
    開催地;Barcelona International Congress Center, スペイン
        (27-29 APRIL 2023)

 コロナ感染で、しばらくヨーロッパの主要学会の参加を見合わせていましたが、少し落ち着いた感がありましたので、スペイン・バルセロナまで行ってきました。大きな学会で、ヨ-ロッパのインプラントロジストのトップが多数集まる学会です。


学会場の前には、大きな案内板が出ていました。

時差ボケで、眠たいです。

大きなメイン会場ですが、満員です。



Peri-Implant disease (インプラント周囲炎) のセッションは Dr. Frank Schwarz (向かって左端)が座長でした。この分野では世界中で彼を知らない人はまずいないと思います。多くの論文を書いています。日本にも来ています。


セション後、彼との再会の記念写真。
彼とは、私が日本口腔インプラント学会から演者として派遣された、ドイツインプラント学会(DGI;Deutsche Gesellschaft für Implantologie) 第33回年次大会2019年(ドイツ・ハンブルグ市)以来の再会でした.
もう4年も前になります。コロナの影響は大きかったです。


メイン会場のすぐ横には、大きな業者展示会場があり、多くの先生が集まってきます。飲み物、何でも無料で飲めます。


ウクライナ情勢により、行きのパリまでの飛行ル-トはロシア上空を避けてアメリカの上で、北極圏経由でした。
遠回りの結果、14時間以上かかりました。パリ(CDG)で4時間待ち、Air 乗り換えてバルセロナに向かいました。


北極圏の景色は幸い雲一つなく、壮大な美しい景色でしたが、この景色を見られた理由を考えると、単純には喜べません。



日本への帰りのル-トは、行きとは違い南回りでした。やはり、遠回りなので、約14時間かかりました。



・AAID(アメリカ口腔インプラント学会)Associate fellow(アソシエ-トフェロ-)のOral Examination (口頭試問)の結果報告です。

  今年の春に実施されたこのOral Examination(口頭試問)ですが、すでに1次試験のWritten Examination(筆記試験)に合格した愛知インプラントインスティチュートの会員、18名が受験しました。
  結果は、94%の合格率でした。今年から、試験内容が変わったので、低い合格率を覚悟していましたが、幸いにも期待以上の高合格率でしたので、逆にびっくりしています。
  これは、受験生の並々ならぬ努力と、インストラクタ-の先生方のご指導の賜物と心より感謝しています。
  資格認定証は、2023年11月1日~4日に、米国・ラスベガスで開催される第72回 年次総会・学術大会で授与されます。
  合格者はBusinnes meeting, 続いて開催される会長招宴で一人一人紹介され、出席者全員に祝福されます。晴れの舞台です。
  おめでとうございます。


・第53回日本口腔インプラント学会学術大会
  2023年 9月15日~17日、札幌コンベンションセンタ-にて、2題発表してきました。

・寺本 祐二,小松 晋一,吉田 圭吾,近藤 智裕,斉藤 貴司,加藤 宙,伊藤 幸司,堀田 康記;上顎洞底挙上術施行時の10mmを超える上顎洞粘膜断裂をリカバリーした1症例.

・堀田 康記;インプラント治療に携わった42年間を振り返って.-患者のQOLをどのように改善できたのか-。

 



・第72回AAID(アメリカ口腔インプラント学会)年次学術大会が 米国Las Vegas市の Caesars Plalace hotel で開催されました。(2023年11月1日~4日)
Associate fellow 試験合格者17名の合格者のうち16名が晴れて認証式に出席しました。

 学会最終日の11/4(土)の午後にBusiness meeting が開催され、そこで学会会長から一人ずつ手渡しで認定証が授与されました。
 今回は、合格者17名のうち16名が授与されました。(1名は出産のため欠席。)
 終了後、学会出席者全員での記念写真。
 皆さん、英語でのハ-ドな勉強をこなしての合格、本当におめでとうございます。

Business meetingの前日の夜に、まずはみんなで集まって試験合格の祝賀パ-ティ-を開きました。
皆さん、本当にうれしそうです。
よかった!!! よかった!!!

Presidential partyでは、エルビスプレスリーのそっくりさん?が余興で出ていました。結構、歌は上手でした。
その後。試験合格者全員が、演壇に一人ずつ名前とともに呼ばれ、そこで出席者全員の拍手による祝福を受けました。
毎年恒例の行事です。
皆さん、頑張った甲斐がありました。
来年、2024年は、第73回がアトランタ市で開催されます。


・AAID(アメリカ口腔インプラント学会)Associate fellow 1次試験の筆記試験(written examination) が、2023年12月に実施され、当会から6名が受験しました。結果、幸いにも6名全員が合格しました。

続く、来年春(4月か5月)に実施される口頭試問(Oral Examination)に合格すれば、晴れてAssociate fellowに認定されます。
合格者は、来年(2024年11月)に開催される第73回AAID年次学術大会(アトランタ市)のBusiness meeting認証式があり、資格認定証が授与されます。
皆さん、がんばって2次試験の口頭試問にも合格されることを祈念します。

とりあえず、第一関門の筆記試験合格、おめでとうございます。